これから離乳食を始める時に、、、
- どのように進めればいいかわからない。
- ネットだといろんな情報がありすぎて「何が本当なの?」と迷ってしまう。
- 離乳食の本、どんな本がいいのか分からない。
基本がわかる本を手元に1冊おいておくととても心強いよ!
そんなあなたに、初めての離乳食の本の選び方とおすすめの本6選を紹介します。
離乳食の本の選び方
刊行年が新しいものを選ぶ!
離乳食の常識も常に変化しており、10年前の常識は現在の非常識なんてことも!!
そのため、なるべく刊行年が新しいものを選ぶことをおすすめします。
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」が2019年3月に改定されました。
この二つのポイントを満たす最新版のガイドラインに沿った本を選びましょう。
2019年3月の改定内容
改定前 | 改定後 | |
離乳の進め方の目安 | 生後5~6か月頃 生後7~8か月頃 生後9~11か月頃 生後12~18か月頃 | 離乳初期 生後5~6か月頃 離乳中期 生後7~8か月頃 離乳後期 生後9~11か月頃 離乳完了期 生後12~18か月頃 |
月齢に各時期の表記も追加され、目安量や歯の萌出の目安などわかりやすく明記されました | ||
卵黄の摂取 | 生後7~8か月頃 | 生後5~6か月頃 |
鉄・ビタミンDの摂取について | 生後9か月以降は鉄分が不足しやすい ビタミンD欠乏について記載なし | 母乳育児の場合、生後6か月の時点で、鉄欠乏を生じやすい ビタミンD欠乏の指摘もある |
イオン飲料の摂取について | 記載なし | 離乳の開始前にイオン飲料を与えることの栄養学的な意義は認められていない |
その他にも
- アレルギーについて
- 乳児のボツリヌス症
- ミルクに関する情報について
- 災害時の授乳・離乳の支援など近年の環境や天災等の状況
が反映された内容となっています。
基本情報が載っているものを選ぶ!
- 月齢に合った食材の大きさ・かたさ・食べる量の目安
- 食べられる食材の一覧
- 離乳食のスタートやステップアップする際のサイン
基本を丁寧に説明された本を選びましょう。写真が豊富だと直感的にわかりやすいと思います。
離乳食の悩み別で選ぶ!
- アレルギーが心配
- 簡単フリージングで時短したい
- 献立を考えるのが面倒
- なかなか離乳食を食べてくれない
悩みに特化した本を選ぶのもおすすめだよ!
特化した本の場合は基本情報が少ない場合もあるためメインの本とは別にサブの本として手元に置いておくのも良いですね。
手元に置いておきたいおすすめの本3選
ここから紹介する本はすべて2019年3月に改定された厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」に沿った内容の本となっております。
最新!初めての離乳食新百科
出版社:ベネッセコーポレーション
発売日:2020年02月13日
離乳初期から離乳食完了期までこれでOK。
各時期の食材の大きさ、量が実寸大の写真で掲載されてわかりやすい。
とにかく写真が豊富で、動画も視聴できるのがポイント!
週間献立が掲載されているので献立を考える手間も省け、とくに具合が悪い日の離乳食、イベント離乳食やとりわけ離乳食といった細かい情報まで掲載されておりママ・パパも安心の一冊です
最新改訂版 らくらくあんしん離乳食
出版社:学研プラス
発売日:2021年08月26日
卵の与え方や、鉄・ビタミンDのとり方などをわかりやすく解説。
離乳初期から離乳食完了期まで対応しております。
だしの取り方やおかゆのつくり方のごはんから、炊飯器から、お米から鍋で調理する場合とバリエーションが豊富。
また、スマホで読める無料電子版つき!
市販のベビーフードを使用したレシピも掲載され手作りの負担軽減を手助けしてくれます。
基本がすべて詰まっており離乳食のファースト本としておすすめの1冊です。
はじめてママ&パパの見てマネするだけ366日の離乳食
出版社:主婦の友社
発売日:2021年11月15日
実物大の写真で掲載されており食べる量が感覚的にわかりやすい。
この1冊で離乳初期から離乳食完了期まで対応しています。
離乳食で困るQ&Aがわかりやすくまとまっています。
献立カレンダーをまねするだけで栄養バランスも整うレシピなのでメニューを考えるわずらわしさから解放されたいパパ、ママにおすすめ。
悩み別おすすめの本3選
うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食
出版社:学研プラス
発売日:2022年04月14日
SNSで人気の1冊!!
本書では1週間分の食材をまとめて購入し、作り置きをして1週間かけて食べる。
買い物リストから調理、フリージングの工程まで写真で掲載されているのでとってもわかりやすい。
しかし、1週間分をまとめて作るのはかなり時間がかかるかなという印象です。
一度作ってしまえば日々の負担を軽減してくれるので忙しいパパ、ママにおすすめです。
また見た目も可愛く子供が喜ぶメニューが豊富です。
改訂版 食物アレルギーをこわがらない! はじめての離乳食
出版社:主婦の友社
発売日:2019年07月12日
全国トップレベル、1000件以上の小児アレルギーの専門医が著者のこの1冊。
食品別の進め方や湿疹とアレルギーの関係やスキンケアの重要性など丁寧に解説しています。
- アレルギーになってしまったらどうしよう。
- 湿疹が出たから○○は食べさせられない。
- 親のアレルギーで遺伝してしまったら。
こんなことに悩んでいる方におすすめしたいアレルギーに対して不安が解消される安心の一冊です。
アレルギーの離乳食についてはこちらの記事でまとめています。
食べることが好きになる離乳食
出版社:KADOKAWA
発売日:2019年11月25日
月3000人の赤ちゃんが完食するレストラン『100本のスプーン』のパパシェフが監修したレシピ本です。
季節ごとに旬の野菜のレシピが掲載されており、なんといっても大人が食べても満足する離乳食本ではないでしょうか。
親子そろって食事が楽しくなるそんな1冊です。
お子さんの離乳食がなかなか進まない、せっかく作ったのに食べてくれない親御さんにおすすめです。
【番外編】 この本はおすすめしない1冊
はじめてママ&パパの離乳食
出版社:主婦の友社
発売日:2015年01月15日
離乳食本といったらこのかわいい表紙で有名な一冊です。
ネットで検索すれば上位におすすめ本として紹介され、本屋さんでも目立つところにディスプレイされています。
しかしこの本、刊行年数が2015年ととても古いです。
当時であればとても良い内容でしたが、現在では古すぎる。
刊行年が新しいものを選びましょうと謳いながらもこの本を紹介していたり、10年以上前の本を進めているようなネット情報もあります。
なかなか難しいですが、すべての情報を鵜呑みにするのではなく正しい情報と間違っている情報の取捨選択ができるといいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか??
初めての離乳食はわからないことだらけ。
毎日がバタバタ、想像以上に忙しいので手元に1冊置いておくだけで正しい情報がすぐわかるのは子育ての強い味方!!
パパ、ママの負担が軽減されるようフリージングやベビーフードに頼るのも大事です。
頑張りすぎず離乳食をお子さんと一緒に楽しみましょう!!
コメント