2019年3月に厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」が改定されました。
鉄・ビタミンDの摂取について改定があり「母乳育児の場合、生後6か月の時点で、鉄欠乏を生じやすい、ビタミンD欠乏の指摘もある」と明記されています。
母乳育児の場合は意識的に鉄分摂取しないといけないという事ですね!!
大事な我が子が鉄分不足に陥らないために摂取量と効率の良い摂取方法を解説するよ!
乳児に必要な鉄分量は??
栄養素 | 月齢 | 6~8(月) | 9~11(月) | ||
策定項目 | 男児 | 女児 | 男児 | 女児 | |
鉄(mg) | 推定平均 必要量 | 3.5 | |||
推奨量 | 5.0 | 4.5 | 5.0 | 4.5 | |
食塩 相当量(g) | 目安量 | 1.5 |
必要な鉄分量は表のとおりです。
でも実際に普段のメニューだとどれくらい摂取できてるかわからないですよね。
そこで我が家の鉄分摂取を意識したメニューを紹介します。
我が家の鉄分摂取を意識した1食のメニュー
生後8ヶ月後半頃のメニューだよ!
食材 | 摂取量(g) | 鉄(mg) | 食塩相当量(g) | |
まぐろと小松菜 の和え物 | マグロ (めばち) | 15 | 0.14 | 0.02 |
小松菜 | 15 | 0.32 | 0 | |
大根 | 15 | 0.03 | 0 | |
人参 | 15 | 0.03 | 0.02 | |
のりご飯 | 5倍がゆ | 80 | ― | 0 |
焼きのり | 0.5 | 0.06 | 0.01 | |
合計 | 0.58 | 0.05 |
鉄分量が多い小松菜やマグロ、のりを積極的に取り入れても約0.6mg。
朝、夕の2食分食べても約1mg、平均推定必要量3.5㎎にも達しません。
目安量の摂取ってかなり難しい。。。
そこでベビーフードを活用し効率よく鉄分摂取をしましょう。
鉄分を多く含むベビーフードおすすめ5選
いろいろ試して鉄分摂取しやすいおすすめベビーフードを紹介するよ。
にこにこ鉄分(YORISOU)
1食の鉄含有量 | 4.5㎎ |
アレルギー | 大豆・乳 |
月齢 | 6ヶ月頃~ |
月齢6ヶ月から摂取できる数少ない商品です。
1食で4.5㎎と1歳児の鉄分の推奨量100%分配合。
鉄分以外にもビタミンD、カルシウムなど不足しがちな栄養素も一緒に補給することができる優れものです。
にこにこ鉄分についてしっかりレビューしています。
詳細はこちらをチェックしてください▽
カインデスト(MiL)
1食の鉄含有量 | 商品によって異なる |
アレルギー | 商品によって異なる |
月齢 | 5ヶ月~ |
商品によって鉄の含有量は違いますが、写真の「白身魚とひじきのじゃがいも和え」は2.5㎎も摂取することができます。
小児科医と管理栄養士によるバランスのとれたメニューのため鉄分以外の栄養素もしっかりと摂取できるのもいいですね。
premium商品の場合は原則として特定原材料(7品目)を使用していない(一部除外あり)のでアレルギーがあるお子さんでも取り入れやすいです。
毎日でもカインデストを使いたいですが、1食の価格が高いのが残念です。
カインデストについては「実際に初回お試しセットを利用したリアルママの口コミ!!カインデストってどうなの?」で詳細を記載しているので参考になったらうれしいです。
スクスクダイズ(アストリション)
1食の鉄含有量 | 2.5㎎ |
アレルギー | 大豆 |
月齢 | 6ヶ月頃~ |
月齢は6ヶ月から摂取することができ、大豆アレルギーでなければ早い段階から食事に取り入れることができます。
1食で2.5㎎とかなり豊富に含まれています。
乳化剤・香料・着色料・増粘剤・保存料が不使用なので安心して離乳食に使用できますね。
スクスクダイズについてはこちらの記事も参考にしてください。
緑黄色野菜ふりかけソフト(和光堂)
1食の鉄含有量 | 2.0㎎ |
アレルギー | 小麦・大豆 |
月齢 | 9ヶ月頃~ |
食品で2.0㎎摂取しようと思うととても大変ですが、ご飯に振りかけるだけで簡単に摂取でき推定平均必要量の半分以上がまかなえます。
また、塩分は1食あたり0.17gとひかえめ。
3gふりかけてみるとこんな感じ。意外と量が多いです。
こんなに使い勝手が良いのに小麦・大豆アレルギーの場合は摂取が難しく、目安月齢は9ヶ月頃から。
わが子は小麦アレルギーのため1日の小麦摂取量に制限が、、、
野菜ハイハイン(亀田製菓)
1個包装(2枚)の鉄含有量 | 0.7㎎ |
アレルギー | 28品目不使用 |
月齢 | 7ヶ月~ |
毎日お世話になっています。
デメリットなんてありません。
1個包装(2枚)の鉄含有量は0.7㎎と他の商品よりも少ないですが、サブの鉄分摂取として使用するのをおすすめします。
おやつデビューや手づかみ食べの練習もできるのでメリットがいっぱいです。
まとめ
いかがでしたか?
子供のことを考えるとバランスの良い食事をあげたいですよね。
でも育児も家事もして離乳食も作ってそれもバランスまで考えるなんてとても無理です。
市販のベビーフードに頼りながら頑張りすぎない育児ができるといいですね!
離乳食を作るのもあっという間に終わってしまうので離乳食ライフを楽しみましょう!
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