母乳育児の場合、6ヶ月頃から鉄分が不足するという情報から、わが子に鉄分を摂取させたくてまるごと鶏レバーを購入しました。
このページにたどり着いた方は同じ悩みで購入を迷っているのではないでしょうか??
本記事では下記の内容を紹介します。
- 実際に鉄分を摂取できるのか?
- メリット・デメリット
- 実際に大人の私が食べてみた感想
実際に鉄分を摂取できるのか?
まず本題である「鉄分を摂取できる?」の結論から伝えると
まるごと鶏レバーだけで1日の必要量の鉄分を摂取することはできません。
おすすめの鉄分摂取方法を知りたい方はこちらからどうぞ。
乳児に必要な鉄分量は??
必要な鉄分量は表のとおりです。
栄養素 | 月齢 | 6~8(月) | 9~11(月) | ||
策定項目 | 男児 | 女児 | 男児 | 女児 | |
鉄(mg/日) | 推定平均必要量 | 3.5 | |||
推奨量 | 5.0 | 4.5 | 5.0 | 4.5 | |
ビタミンA(μgRAE/日) | 目安量 | 400 | |||
耐容上限量 | 600 |
まるごと鶏レバーには摂取量の制限がある!
摂取上限のあるビタミンAが豊富に含まれるため推奨量を守る必要があります。
推奨量のまるごと鶏レバーだけでは1日の必要量の鉄分を摂取する事が難しいのです。
実際のまるごと鶏レバーの1日の推奨量と鉄分の含有量は次の表になります。
年齢 | 推奨量(g) | 鉄分(mg) | ビタミンA(μg) |
7ヶ月~8ヶ月 | 0.5 | 0.19 | 180 |
9ヶ月~2歳 | 1.0 | 0.38 | 360 |
3歳~5歳 | |||
6歳~9歳 | |||
10歳~17歳 | 1.5 | 0.56 | 540 |
成人 | 2.0 | 0.75 | 720 |
妊婦 | 1.5 | 0.56 | 540 |
授乳婦 | 3.0 | 1.13 | 1080 |
鉄分を0.2㎎摂取するにはほうれん草(ゆで)が約20g必要となります。
しかも下記の手間を省いてくれます。
- ほうれん草を茹でる、切る、ペーストにする
- レバーの下処理をしなくても良い。(レバーは触らなくても良い)
忙しい育児の合間にレバーを離乳食に出すにはなかなかハードルが高いですが、
まるごと鶏レバーだと量って混ぜるだけなので時短になりかなりお手軽。
我が家のレバーデビューはまるごと鶏レバーです!!本当にらく!
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実際に大人の私が食べてみた感想
袋を開けてみた
袋はジップ付きで保存しやすくなっています。
開けた瞬間レバーのこうばしい香りがしました。
そのまま食べたてみました。
当たり前ですが粉っぽいです。レバーの嫌な臭いもなく味はレバーそのままです。
推奨量を上回らないようにできるだけ小分けで与えるのがおすすめのようです。
我が家では0.5g量れるスプーンではなく毎回スケールではかってるよ。
我が家のメニュー
我が家でよくだすメニューです。
まるごと鶏レバー以外は基本的にはフリージングしており電子レンジでチンしてから和えるだけのチョー時短となっています。
※今回のつくり方はフリージングせず茹でる等記載しています。
★マークは普段はフリージング食材
小松菜の白和え
- 小松菜はみじん切りにする
- 豆腐と小松菜を一緒に柔らかくなるまで茹でる
- 豆腐は食べやすい大きさに潰しながら小松菜とまるごと鶏レバーを和える
牛肉のトマト煮
- 玉ねぎ、人参はみじん切りにする
- トマトは皮を湯向きして種を取りみじん切り
- 牛ミンチ、玉ねぎ、人参をゆでる
- トマトは柔らかくなるまで煮る
- 牛ミンチ、玉ねぎ、人参、トマトにまるごと鶏レバーを加え、和える
私の感想
触感がレバー独特のねっとりした感じではないのでとても不思議です。
大人で触感が苦手な方はまるごと鶏レバーでレバーが好きになるかもしれません。
味はしっかりレバーの味がし、粉っぽさは感じられません。
離乳食ではささみや牛肉といった肉料理に混ぜるとコクが出てよりおいしく感じます。
とくに牛肉のトマト煮は大人の私でもおいしいなと感じました。
そして我が子も毎回完食してくれます。
個人差はあると思うけど、ご飯が進まないお子さんは試してみてもいいかも!!
メリット
お手軽にレバーが出せる
そのまま混ぜるだけでレバーが離乳食に取り入れられるのは最大のメリットだと思います。
再加熱の必要もないのでお皿に盛った最後に混ぜるだけでOK!
レバーの下処理やニオイ、触感が苦手な人でも離乳食に取り入れることができます。
簡単に鉄分摂取を手助けしてくれる商品なのでおすすめです。
国産で無添加、乳児用規格適用食品で安心安全
九州産の鶏レバーを使用しており国内製造、品質管理が徹底されて乳児用規格適用食品(放射性物質の基準を満たしている商品)。
また素材そのもので無添加です。
赤ちゃんが食べても安心安全というのは本当に心強いです。
デメリット
摂取量が少ないので計量がしずらい
まるごと鶏レバーは1日の推奨量を上回らないように、朝・昼・晩と複数回に分けて摂取することをおすすめしています。
専用のスプーンだと1g、0.5gを測ることができますが、一緒に同梱されているレシピ本には0.2gや0.3gといった専用のスプーンでも計量できない分量で記載されています。
私は0.1単位で計量できるスケールではかっていますが、専用のスプーン自体が0.1g単位で計量できるとありがたいと思いました。
我が家で使っているのはTANITAのスケール!
開封1ヶ月で内容量の40gを消費できない
開封後は冷蔵保存で1ヶ月程度を目安に使うと記載されていますが、
離乳食の推奨量の0.5gもしくは1gでは毎日摂取したとしても内容量の40gを消費するのに1ヶ月以上はかかります。
内容量を減らして価格を安くしてもらえるといいなと感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか??
まるごと鶏レバーの良さは伝わったでしょうか??
混ぜるだけというお手軽さであの面倒くさいレバーを食べられ、鉄分も一緒に摂取できるのでかなりおすすめです。
そして味もおいしい。一石三鳥です。
忙しい育児。少しでも便利なサービスや商品に頼りながら楽しく育児をしていきましょう!
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