赤ちゃんを産んだら母乳は勝手に出ると思っている人も多いのではないでしょうか??
私もそのひとり。急いでミルクを買いました。
出産の疲れ、慣れない育児に追われ、母乳で育てたいという気持ちはあったものの、
どうしたら母乳が出るのかまでは調べていませんでした。
1ヶ月検診も終わり生活に慣れたので、本格的に母乳育児にのりだしたよ!!
私が軌道に乗った生後4ヶ月までに取り組んだことを紹介します。
これから完母を目指している方の参考になればと思います。
実際に取り組んだ期間は約2ヶ月間だよ☆
母乳が出る仕組み
母乳が出る仕組みさえ分かればこっちのもの!!
母乳は血液からできており、オキシトシンとプロラクチンというホルモンが母乳増加に重要になります。
オキシトシンは母乳を放出させる働きがあり、プロラクチンは母乳をつくる働きがあります。
この2つのホルモンは、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことで分泌され、
プロラクチンは睡眠をとることで増加するため頻回授乳と夜間授乳をすることが母乳増加につながるのです。
完母になるまでにやったことはたったの2選!!
私の場合は、子供が出産後すぐにNICUに入ることになり私は大量出血で輸血が必要で3日間はベットから起き上がれないような状況でした。
退院時の直母量は10mlもないよ!!
こんな状態のわたしでも完母になれたので試してみる価値はあると思います。
頻回授乳
とにかく頻回授乳をしました。
母乳増加について調べるとみんな頻回授乳が大切っていうのを言っているけど、じゃあ実際、
「頻回授乳ってどんだけやればいいの??」
って思いますよね!
そこでわたしの生後2ヶ月後半~生後3ヶ月頃のタイムスケジュールを公開します。
そもそも頻回授乳って何回なの??
私の場合は8〜14回でした。
3時間おきというのは気にせず(3時間以上は間隔はあけないように)
赤ちゃんの機嫌のよいときに、できるだけ吸ってもらうようにしていました。
1日のタイムスケジュールはこんな感じ!
まだ赤ちゃんの体内時計は整っていなくて、毎日おなじスケジュールっていうわけにはいかないけれど
こんなスケジュールを目安に行動していました。
生後2ヶ月前半の頃は遊びの時間が少なく、睡眠時間が多かったよ!
特に1日9回の授乳の場合が多く、このスケジュールの間に数回授乳を追加してました。
1回の授乳が片乳だけで寝てしまうという事もありました。
そんな時は2、30分たった後に吸ってくれそうだったら片方の乳をあげるようにしていました。
授乳時間は大体、片乳10分以上を目安に吸わせました。
産院では5分交代で交互2回ずつといわれましたが、
息子の場合は5分すっておっぱいを外すと片方のおっぱいを吸ってくれなくなることが多かったので
10分以上吸わせることにしました。
夜間授乳の2つのポイント
3時間後にアラームをセットして、赤ちゃんが寝ていても起こして授乳をしました。
また授乳後は搾乳しておっぱいが空になるようにしていました。
余裕がある方は夜間だけでなく、昼間も搾乳した方が良いです。
夜起きれなくて、搾乳をさぼったり4時間後に授乳になってしまった日もあるよ!
あまり頑張りすぎず、できなくても子供が元気なら大丈夫という気持ちで取り組みました。
ミルクの減らし方
現在追加している1日のトータルミルク量から50mlずつ減らしていきます。
1週間続けて体重増加が順調であれば50ml減らすというのを繰り返し行いミルクゼロを目指します。
私の場合は生後1ヵ月頃までは、3時間おきの母乳の後にミルクを飲むだけ飲ませるスタイルだったためミルク量は1日トータル500ml~700mlほど与えていました。
月齢 | 1日のミルクのトータル量 |
生後1ヶ月 | 500ml~700ml |
生後2ヶ月 | 300ml~500ml |
生後3ヶ月 | 200ml~300ml |
生後4ヶ月 | 0ml~200ml |
私はこんな感じで減らしていったよ!!
生後4ヶ月はミルクは与えていたけど、飲まないことが多くなり中旬頃に完母になりました。
水分補給
母乳は血液から作られており、約90%が水分!!
私は1日2Lを目安にコップ1杯をこまめに、授乳後には必ずとるようにしていました。
水の時もあれば、麦茶の時もあり、種類は選ばず、ノンカフェインのものを摂取しました。
あくまで目安で、できない日もあったので水分を取ることがストレスにならないように心掛けました。
挫折しないために取り組む期間を決めよう!!
必ず期間を決めることをおすすめします。
だって、、、
何回も言います。
とにかく睡眠不足で辛い!!
完母できなくてもいいや!くらいの気持ちで取り組みました。
ちなみに私は生後100日まで頑張ることにしました。
101日以降は
- 夜間の搾乳
- 3時間おきの授乳以外の授乳
この2つをすっぱりやめました。
取り組んだのが生後1ヶ月半~100日だから、、、
約2ヶ月間くらい頑張ったかな!!
水分補給は意識して続けました。
混合から完母になるためのマストアイテム3選と番外編1選
ベビースケール
母乳だとどれだけ飲んだかわからないため、直母量を量れるベビースケールをおすすめします。
最近では
- ベビー用品のレンタル
- 新品を購入してフリマアプリ売る
このどちらかが一番コスパが良いかと思います。
搾乳器
まだおっぱいを飲むのになれていない赤ちゃんは飲んでも疲れて寝てしまったりするので、授乳をした後におっぱいを空にするために使用しました。
毎回搾乳するのはかなり手間なので、夜間授乳のみ搾乳しました。
これが眠くてつらい。
私は手動の搾乳器を買いましたが、電動の方が確実に良いと思います。
乳頭保護クリーム
どんなにくわえさせ方に気を付けても乳首きれない人なんているの??
ってくらい切れます。
とにかく痛いし、治る前にまた授乳というような負のループ。。。
私は生後1ヶ月頃までお世話になったかな
私はピュアレーンの7gより37gをおすすめします。
37gを買って余ってしまった場合でも、大人用のリップや、ハンドクリームとしても使用できますよ!
ピュアレーンは天然素材ラノリン(羊毛脂)100%で作られており赤ちゃんにも安心して使用できます。
また、授乳前にふき取る必要もなくとても使いやすいです。
【番外編】ちょっと理系な育児
「母親なら眠たくても頑張って母乳育児しろ!!」「努力したら何とかなる!!」みたいな
根性論ではなく科学的な根拠をもとに、母乳育児についてまとめてある本です。
根性論バカの言う事は聞かなくて良し!!
WHOのガイドラインや論文をもとに、著者の解釈や解説がわかりやすく記載されているためとても参考になる本でした。
本だけではなくブログも運営されているので「ちょっと理系な育児」こちらもおすすめです。
まとめ
この方法で必ず完母になれる事を保証するものではありません。
また、アンチミルクでもありません。
私の場合は
- ミルクだとお金がかかる
- 調乳と哺乳瓶の消毒が面倒
という理由で完母を目指しました。
母乳がでなければミルクでいいじゃん!!
調乳と哺乳瓶の消毒が面倒だけどそれも育児!と割り切ってトライしましょう。
やっと母乳育児が軌道にのったと思ったらすぐに離乳食が始まりました。
準備もまったくしていなかったので始めて慣れるまでが大変でした。そんな離乳食についてまとめているこちらの記事もおすすめです。
「あなたの赤ちゃんは大丈夫??鉄分が不足している!離乳食で効率よく鉄分を摂取する方法」
母乳でもミルクでも楽しんで育児ができたらいいですね!
コメント